そこで武田鉄矢と細川ふみえと三原じゅんこを生で見て
京都へ帰って名峰・愛宕山に登って
下山後「餃子の王将」でバカみたいに食べるという
そんな素敵な1日でした。
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職場の隣には小学校があります。
昼休みにいい天気だったので外でのんびりしていると
一輪車にのった小学生男子が悠然とやってきました。
おいらの前を何度も往復するそのお子様(以下ケン坊(仮名))の顔からは
「どうだ、私はこんな素晴らしい技術を身につけているのだ。
凡庸なあなたには到底マネすらできまい。」
という風なニュアンスがかなり高出力で伝わってきていました。
しばらくは当然無視していたのですが、
あまりにしつこく往復を繰り返し、しかもとても至近距離まで近寄ってきたので
「その程度の芸当なら熊や牛でもできる。
大海を知らずして優位をひけらかすのは未熟者の愚行の他なにものでもない。」
と大人気なく言ってやりました。
思いもよらぬ反応にプライドを切り裂かれたケン坊。
「ならば、貴様やってみろ」
と半泣きで一輪車を突き出してきたのです。
突きつけられた挑戦には決して背中を見せるわけにはいきません。
ここは男らしく「貸してみろ」とばかりにその一輪車をわしづかみ、
颯爽とサドルにまたがるおいらでありました。
いきなりコケました。瞬死でした。
進行方向にマッハで倒れたので膝に甚大なる裂傷を負ってしまいました。
慌てて駆け寄ってきたケン坊。
当然彼からは侮蔑に満ちた悪態をあびせられると思って観念していると、
なんと彼は激痛にうずくまっているおいらに手を差し伸べ
「大丈夫か?しっかりしろ」
とおいらの無事を気遣う天使のような言葉を発するではありませんか。
「私は、大人のくせになんの拠所もない暴言を吐くという、
あなたのその軽はずみな暴挙には確かに憤慨した。
だがそれ以上に失敗を恐れず己自身に敢然たる自信を持つあなたの姿勢には心から感服した。」
??友情とは二つの肉体に宿れる一つの魂である。??
byアリストテレス
