2004年07月09日

饂飩

今度の休みに四国へ讃岐うどんを食べに行こうと思います。


学生の頃、あわや店長にさせられるのではというほど
長期にわたってうどん屋でバイトをしていたことがあります。
当時は特にうどんが大好きだったわけでもなく、
ただ今のバイトを辞めて次を探す手間が面倒なだけで続けていたのですが、
連日「まかない」で食べさせてもらえるうどんは
貧乏学生にはやはり楽しみではありました。

調理の腕が上がってくると、その「まかない」は自分で作ることになります。
で、基本的に「まかないメニュー」につかう食材は値段の上限が決まっていて、
間違ってもてんぷらとか牛肉などを使用するのはご法度とされておりました。
しかし、やはりそこはバイトの身、そんなことは守るはずもなく
店長や従業員がいない日はバイト仲間の間で「サービスデー」と呼ばれ
そりゃもう好き勝手に食いちらかしておりました。

そのうどん屋のメニューには約30種類ほどのうどんが列記され、
とてもバラエティー豊かな品揃えを誇っていたが故に
サービスデーの「まかないうどん」には、
そのメニューに載っている具材全てをトッピングする
スペシャルなうどんが存在しておりました。
その名も、

「ゴールデンアロー」

なぜそう名づけられたかは今となっては謎のままですが、
多分勢いだと思います。
どんぶりいっぱいに山盛りにされた絢爛豪華な食材の数々。
麺がさっぱり見えないため、うどんか丼かを判別するためには
食ってみないとわからないというミステリアス加減。
まさに非のうちどころのない究極のうどん、ゴールデンアローに死角なし!って感じです。
そういえば手当たり次第なんでもぶち込むという方法で香水を作ったことがあったような気がしますが
この際そんなことはどうでもいいです。はい。

そうやって月に1度か2度だけ訪れるサービスデーに、我らバイトたちは嬉々としてまかないを楽しんだものでした。

しかし、今となっては多分ゴールデンアローなんて食えないでしょうね。
やはりうどんは讃岐のそれのようにシンプル・イズ・ベストだと思います。
udon.jpg

久しぶりに食べる香川讃岐のうどん。
今回は若かりし飽食の日々に心を馳せてみたいと思います。

wheatnoodles (うどんブログ)
posted by とと at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 思ひ出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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