2004年08月29日

月光

普段親孝行なんてものにさっぱり縁のないおいら。
そんなおいらが実家のおふくろの還暦祝いに
安月給なのを忘れ、少し無理して料亭に家族を招待した。
いつまでも元気だと思っていたおふくろがもう齢60を越えるのかと
柄にも無くなんとなく感慨深く思いつつも
「今までご苦労様。いろいろ苦労かけてすまない。」
という言葉が結局言えずに帰宅。

したたか飲んで熱っぽい体を冷やすため
ベランダに出て台風の運んできた風を頬に感じていると
無事帰宅したおふくろからの電話が鳴った。

「今帰った。」
「そうか。」

たったそれだけの会話。
でもそれが「すべて」。

想いは風の中。

posted by とと at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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