2004年12月06日

狼の血族

久しぶりに本でも読んでみました。

シャルル・ペロー版「赤ずきん」(池田香代子・訳)をなんとなく読んでいて、
グリム版に比べてずいぶんエロチックな感じがするのに驚いてしまいました。
様々な文献で取り上げられているように、
「赤ずきん」という話の骨格には女性の貞操観念への警告が含まれているようです。
まさに伝説のアイドルデュオのヒット曲にある「男は狼なのよ??♪ 気をつけなさーい♪ 」ってやつです。

狼(=男性)に森の中で狙われる処女という図式がイヤガオウにも猟奇的なシチュエーションを彷彿させるし、また「赤ずきん」の赤が経血をイメージさせているという考察文献を読んだりするとなおさら淫靡な感じを受けてしまいますね。
なんとなくオブラートに包まれているようで、真髄にある核の部分は聞き手に強烈に訴えてきます。
もともとは民間伝承されてきた民話だということで、
タブーである事象を物語に織り込むことがモラルの形態だったのでしょう。

性的な情報がとてもあからさまになっている現在において、
古式ゆかしいソフトフォーカスな伝承形式の良質さが、
猟奇的な犯罪が横行している昨今だからこそ実は必要なのではないのかなと
年寄りじみたことを考えてしまう今日この頃です。



参考:赤ずきんちゃんあれこれ


===

またまたCGムービー。


燃えよ!赤ずきん(動画) (Go Go Oasisさんより)

壁を蹴飛ばしてからの鉄山靠(←→→P+K)が華麗です。
posted by とと at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | よぎってしまった。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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